元気な柴田さんがおいしい富山をご紹介!おいしい元気 柴田理恵のんまいもんめぐり

(題字 森大衛)

地酒をきっかけに富山の食の魅力を背景にある文化にふれつつ楽しい話題で展開。一見、雑談風の気取りのないトークの収録スタイルで柴田さんの柔和なキャラクターとともに一歩踏み込んだ地元の情報を引き出す。地元の酒は、その土地が育て上げた文化の結晶でもあり、またその土地になじんだ食材が相まって至福のときを演出してくれる。
八尾編(放送日 2011年7月31日) 岩瀬編(放送日 2012年2月19日)
朝日町編(放送日 2012年10月28日) 五箇山編(放送日 2013年2月24日)




八尾編 (放送日 2011年7月31日)

●柴田理恵・・・
富山市八尾町出身女優。仲間たちとワハハ本舗を立ち上げ現在では、テレビ・舞台のほか、マルチに活躍中。
●柴田須美子・・・
柴田理恵さんの母。八尾に江戸時代から続く老舗旅館の4女として生まれ、小学校教員を長く務めた。
●福島順二・・・
寛永元年から続く福鶴酒造の代表。越中おわら保存会と観光協会の会長を務める。越中おわらを心から愛し、みずからも唄を練習する。

<八尾の食>


●福島順二さんおすすめ・・・
八尾町諏訪町にある厚揚げ。昔は、八尾にはたくさん豆腐屋さんがあったという。熱燗とともに食べるのが絶品。
長江屋豆富店 富山市八尾町諏訪町2617-1
HP http://www.nagaeya-tofu.com/



●母・須美子さんおすすめ・・・
柴田家の紅白昆布締め。年末に作って正月に食べるというのが柴田家流。
●柴田理恵さんおすすめ・・・
自家製「あじのマリネ」「昆布の白和え」

<八尾の文化>




全国的にも知られるおわら風の盆
須美子さん、福島さんとも戦後のおわらが忘れられないという。
戦後、同じ浴衣をそろえることができなかったが、必ず家にあるのは、冠婚葬祭用の黒帯。
そこで、黒帯だけをそろえて女性たちがおわらを踊ったことが須美子さんは忘れられないという。
戦後間もなかったが、おわらは開催された。名人と呼ばれる人たちが、町流しする姿が福島さんは、忘れられないという。おわらの原点はそこにある。
理恵さんは、戦後の復興は、今、震災の復興にも通じるものがある。地元の文化を大事にしていくことこそが大切であるという。



   おわらがあるから人が集まる。
   人が集まるから食がすすむ。
   食がすすむからおわらを語る。
   そんな生活が八尾にはありました。 
   人が集まるところに幸せはやってくる。
   おわらの歌声はそう語っているのかもしれません。

<撮影場所>
宮田旅館 
富山市八尾町西町2267
TEL.076-455-2011










岩瀬編 (放送日 2012年2月19日)

●柴田理恵・・・
富山市八尾町出身女優。仲間たちとワハハ本舗を立ち上げ現在では、テレビ・舞台のほか、マルチに活躍中。
●黒田笑子(くろだえみこ)・・・
岩瀬の料理旅館「松月」を切り盛りする元気な女将。老舗料亭の女将という存在ながらその元気な声と笑顔でお客を魅了。
●桝田隆一郎・・・
岩瀬に酒蔵を構える桝田酒造の社長・桝田隆一郎さん。岩瀬の町づくりに尽力し、さらに日本酒を海外へ発信しようと世界へ目をむける。


野村商店
富山県富山市東岩瀬町90-1
076-438-3737

あんこう鍋

しろえびだんご


<岩瀬の食>


●桝田隆一郎さんおすすめ・・・
60年も続くお店。出汁を継ぎ足しコトコトと煮込まれる昆布巻きが絶品。早朝から出汁のいい香りが漂うお店。
●黒田笑子さんおすすめ・・・  
海外からもお客がくるという名物メニューしろえびだんご。400年続く老舗旅館にふさわしい地元の味を生み出し、継承したい味。岩瀬にあんこうって意外のようだが、実はとても美味。昆布だしが基本という松月の味に舌鼓。










左から)ガラス作家/安田泰三 
陶芸家/釋永 岳 
彫刻家/岩崎 努 
漆器/橋本千毅


作家作品と料理のコラボ店



<岩瀬の文化>


●北前船
岩瀬ではバイ船ともよばれる。江戸時代から明治時代にかけて活躍した廻船。北海道の昆布がたくさん手に入った。
岩瀬にはたくさんの芸術家が集まっている。今回作品をもって集まってくれたメンバー

●作家作品と料理のコラボ店 
Cave Yunoki (カーヴ ユノキ) TEL.076-471-5556

   北前船が行き来していたころ
   岩瀬には財が集まり、多くの文化を外から取り入れ
   岩瀬を賑やかにしてきた。
   そして、地の利を生かした
   岩瀬独自の味を生み出し誇りとした。
   視野を広くもち、かつ町の文化を育てることも怠らない
   そんな先人の精神が今も残っているからこそ、
   岩瀬から目がはなせないのかもしれない。

<撮影場所>
料理旅館 松月
富山市岩瀬港町116
TEL.076-438-1188
http://syougetsu.com/




朝日町編 (放送日 2012年10月28日)


●柴田理恵・・・
富山市(旧八尾町)出身。
●林洋一(はやしよういち)・・・
海沿いに酒蔵を構える林酒造場の代表。
酒蔵の創業は、寛永三年でおよそ400年の歴史がある。

林酒造
朝日町境1608
TEL.0765-82-0384
http://www.hayashisyuzo.com/


●長崎喜一(ながさききいち)・・・
夢創塾(むそうじゅく)塾長。森の恵みを有効活用することによって森を守り育てていく知恵や文化を伝える山の中の自然体験塾を平成6年に、朝日町の山のふもとに設立した。

夢創塾
朝日町蛭谷469
TEL.090-4680-5338
http://blog.nsk.ne.jp/nagasaki/index.html

★富山県の北東部に位置する朝日町
海と山に囲まれ自然豊かな土地は実はとても珍しい地形で南北の距離が一番長いところで25キロ、その高低差は3000メートルにも及ぶ。山と海の生活の両面からトークは進む。

<朝日町の食>


(山)
●みそかんぱ・・・
山では炭焼きが盛んだった。何日も山に籠っていたときのご馳走といえばみそかんぱ。1升ほどのご飯をつぶし、泊鉈(とまりなた)で作った芯となる木につぶしたご飯を付ける。みそとクルミをあえたものをご飯に付け火で炙ってから食べる。


●山菜料理とバタバタ茶・・・
囲炉裏を囲んで集うとき、バタバタしながらたてるお茶と各家庭でつくった山菜料理を食べる。地域交流にはかかせないセットである。


(海)
●タラ汁・・・
タラをぶつ切りするときは皮がつながった状態で鍋にいれ煮込む。ゴボウをいれて煮込むのが越中宮崎流のタラ汁。
●タラの一本焼き・・・
昔は、タラを串ざしにして浜焼きしていた。漁師料理であった。


<朝日町の文化>


●境の関所
明治18年に林さんの先祖が書き記した境関所の御囲絵図(おかこいえず)から境の関所の見取り図や人の配置などが分かる。現在は、境関所跡に関の館があり関所の資料を見ることができる。

関の館(せきのやかた)
富山県下新川郡朝日町境1561
TEL.0765-82-0082
http://www.town.asahi.toyama.jp/index.php?u=site/historic/sekisyo.html


<撮影場所>
旧川上家
富山県下新川郡朝日町横水
TEL.0765-83-1950





五箇山編 (放送日 2013年2月24日)


●柴田理恵・・・
富山市(旧八尾町)出身。
●山崎洋(やまざきひろし)・・・
三笑楽の蔵主。酒蔵の創業は、明治13年。受け継がれた山廃仕込みで芳醇な味を醸し出している。

三笑楽
南砺市上梨678
TEL.0765-66-2010


●岩崎喜平(いわさききへい)・・・
五箇山豆腐を作り続ける喜平商店の3代目。また、越中五箇山コキリコ唄保存会の事務局長。

喜平商店
南砺市上梨608
TEL.0763-66-2234

★富山県の南西部に位置する五箇山。
雪景色が似合う日本の原風景・合掌造り集落は、岐阜県の白川郷とあわせ平成7年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

<五箇山の食>


●五箇山堅とうふ・・・
縄で縛ってもちあげてもくずれることのない堅とうふ。


喜平商店で30分かけて揚げられる厚あげは、ふっくらと膨れ上がっているのが特徴。


●堅豆腐のむすび・・・
結婚式などお祝いのときに作るもの。豆腐をむすぶとは常識的に驚きだが、それを可能にする堅豆腐ならではの一品。


●堅とうふのアレンジ・・・
豆腐の昆布締め、いぶりとっぺ(燻製豆腐)、豆腐の田楽


●報恩講料理・・・
親鸞聖人の命日(11月28日)にちなみ、親戚やご近所さんをよんで、お経を唱えた後にいただくおもてなしの精進料理。春に採れた山菜の中でも良いものをとりわけ報恩講料理のために保存しておく。五箇山では一番のごちそうで、とっておきの食材を丹精こめて料理する。


<五箇山の文化>


●塩硝づくり・・・
養蚕が盛んな五箇山では、カイコの糞を利用して、合掌造りの地下を工場とし、塩硝づくりが行われていた。五箇山は浄土真宗が布教していたため、石山の合戦の際は、五箇山から石山本願寺に塩硝が運ばれ、敵対する織田信長勢を攻めるために一役を買ったと言われている。山間部である五箇山であったが、五箇山と石山本願寺のつながりが深いためいろいろな情報が入ってきていた。


●越中五箇山コキリコ・・・
民謡の中でもっとも古い民謡とされ、五穀豊穣を祈り祝うもの。ささらは、108枚の板を組み合わせてできている。昔は文字が読めない人がささらにお経を書いて鳴らすことで、お経を読んだと同じ意味とされていた。


<撮影場所>
羽馬家
富山県南砺市小瀬